専門実践教育訓練給付金を得ることで、新しい学びの機会を得ることができます。
しかし、専門実践教育訓練給付金を受け取るためには、いろいろな制約があるそうです。
実際に、近くのハローワークに行って、その件について確認してきました。
専門実践教育訓練給付金をいただくには、様々な制約や手続きが必要であることがわかりました。
専門実践教育訓練給付金とプログラミング
最近、デジタル人材の育成をねらいとした各種のプログラミング講座等が開催されています。
わたしは、2つの講座に参加していますが、どちらも無料で参加できます。
どちらの講座もwi-fi環境を提供してもらったり、講座実施時にPCも無償で貸してもらえます。
わたしは、この制度を利用して、「html&css&javascriptの講座」と「プログラミング言語python」の講座に参加しました。
講師の先生は、どちらも現役のプログラマーで、質問にも丁寧に対応していただけます。
これが、無料で学ぶことができるとは、良い時代です。
講座の中で、有料ですが、この講座の続きを深く学ぶことができることを先生から伺いました。
山口市や産業交流スペースMegribaとも連携した事業となっています。
6ヶ月に渡ってプログラミングと企画づくりを学び、最終的にプロダクトを作り上げるというスクールです。
時間もお金もしっかりかかる少々覚悟の必要なスクールではありますが、最高の仲間たちと学ぶことのできる熱量の高いコミュニティです。
(かくいう私も1期の卒業生です!)
3期生の開講が令和4年10月15日、その後も春と秋の年2回の募集が行われていく予定です。
もし少しでも興味がありましたら私までご連絡いただければ幸いです!
このようなお話を伺いましたので、講師の先生に相談するとともに、文化祭の代休日に、ハローワークに行ってきました。
専門実践教育訓練給付金をハローワークで確認しました
これは、国の給付制度です。
これは、おいしすぎる案件です。ここで、おさらいをしておきます。
『専門実践教育訓練給付金制度』とは、厚生労働省が実施している、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的とした「教育訓練給付金制度」の種類の1つです。
中長期的キャリア形成に役立つ教育訓練を対象としており、『第四次産業革命スキル習得講座』は、この対象の講座として認定されているため、支給要件を満たし申請を行えば、ハローワークから給付金が支給されます。
支給要件を満たせば、受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給されます。
さらに、資格取得等をし、かつ訓練修了後1年以内に企業へ就職した(雇用保険の被保険者として雇用された)場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給されます。
が、しかし・・・。
専門実践教育訓練給付金の支給要件
ここで支給要件を記載します。
【雇用保険の被保険者(在職者)の支給要件】
初めて受給する場合は、雇用保険の被保険者である期間が2年以上、1度でも利用したことがある場合は、3年以上であることが条件です。
【保険の被保険者であった方(離職者)の支給要件】
離職日の翌日から受講開始日までが1年以内であり、なおかつ、初めて受給する場合は、雇用保険の被保険者であった期間が2年以上、一度でも利用したことがある場合は、3年以上であることが条件です。
これなら、比較的安価でプログラミングを学ぶことができるとよろこんでいたのですが、ここで落とし穴。実は、
ことを聞きました。ハローワークの職員さんが一応調べてみましょうと言われて、PCで検索されましたが、当然のごとく、加入していないことが確認されました。
教育公務員は、福利厚生が充実してると思っていましたので、意外な結末で、しばらく唖然としました。
まとめ
退職教師が、この制度を利用しようと思えば、雇用保険に加入できる仕事をする必要があります。期間は2年間です。
2年たつと、頭の方もさびてくるだろうし、体力も落ちてくるでしょう。
状況的には、かなり悪くなっていきますが、次の職場次第でこの制度が利用できるかどうか、検討できるかと思います。
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