暫定再任用になった場合は、金銭面については生活のダウングレードが必須になります。
「暫定再任用制度ほどいいものはないと言われていますが、正規職員とどうちがうのか、金銭の面についてその違いを示します。
暫定再任用の手当について
「暫定再任用制度ほどよいものはないですよ。」と退職セミナーの講師がいわれました。
しかし、給料は3割削減で、しかも仕事量は据え置き。
不平不満を言葉に出して言う先輩は少ないですが、そっと教えてくれます。
暫定再任用になる際は、転勤をしたほうがいいよ。その方が緊張感が生まれ新鮮だよと。
同じ量の仕事をこなしても、給料ダウン。テンションだだ下がり。好きでなければ、続かないなという状態になるからです。
不平不満の要素のひとつが、給与とお手当です。
給与については、上記のリンク先に示しています。
ここでは、手当について書きたいと思います。
暫定再任用で支給される手当
暫定再任用時に支給される手当は、以下の通りです。
この中で自分に関係するのは、通勤手当、期末手当、勤勉手当、義務教育等教員特別手当になります。
ここまでは、正規職員の時と同じなので違和感なし。
しかし・・・。
暫定再任用で支給されない手当
このページの話は、校長先生との面談の時に伺った話です。
暫定再任用時に支給されない手当は、以下の通りです。
暫定再任用になって、予想以上に給与が減っているのは、扶養手当と住居手当が支給されないことと関係しているそうです。
該当する職員は、みなここで愕然とするそうです。
暫定再任用で支給される期末手当と勤勉手当
仕事がきつくても、期末手当と勤勉手当(ボーナス)をもらうと、文字通り現金なもので、元気が出ます。
ボーナスをもらったら、〇〇を買おう、みんなでパーっとやろう(最近はコロナの影響で飲みニケーションは校内自主規制中)等、夢は広がります。
かつては、現金支給であった関係もあり、ボーナス日は、児童生徒下校後、緊急に職員会議が開かれ、管理職の先生から「今日はお早めにお帰りください。」と声がかかるのが通例でした。学校に多額の現金が置かれることになり危険だからでしょう。この日ばかりは、勤務時間が時短になっていました。ちなみに大きい学校でしたら、数千万円が校内にある状態になります。(最近は振込なので、このような慣習はなくなりました。)
話が、それましたが、暫定再任用で支給される期末手当と勤勉手当についてです。
6月のボーナス、12月のボーナスとも1.125ヶ月分だそうです。
もともと給与が、7割水準になっているので、ボーナスも大きくダウンです。
まとめ
手当の面では、「暫定再任用制度ほどよいものはないですよ。」とはなりません。
暫定再任用でよい面は、福利厚生関係です。
このことについては、次の記事にて紹介します。
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