特総研の認定講習!視覚障害教育領域⑦各教科の指導Ⅲ（図画工作／美術・家庭／技術・家庭）」予想問題

第1問図画工作・美術の指導における配慮事項として、正しい記述を次の選択肢の中から一つ選びなさい。

〇	1．触察や観察には十分な時間を確保する。
	2．大きな作品の鑑賞の際には、全体像の説明は不要である。
	3．児童生徒が制作した作品について、工夫したところを言語化させる必要はない。

【解説】
図画工作・美術の指導における配慮事項として、正しい記述は、1の「触察や観察には十分な時間を確保する。」です。

	1．使用する素材の選定には、素材の触感を考慮する必要はない。
〇	2．作品のイメージに合う素材をできる限り用いることが望ましい。
	3．作った作品は他の人には見せずに一人で楽しむことが望ましい。

【解説】
貼り絵制作の指導に関する正しい記述は、2の「作品のイメージに合う素材をできる限り用いることが望ましい。」です。

×	1．刃先よりも前に手指を置いて作業する。
	2．安全に作業を行うことが何よりも大切である。
	3．彫り残す部分に厚紙を貼り付け、児童生徒自身が触ってわかるようにする。

【解説】
小物入れ制作(彫刻)の指導として誤った記述は、1の「刃先よりも前に手指を置いて作業する。」です。

	1．作業の段取りをしっかりとイメージすることは重要ではない。
〇	2．日常生活に直結する基礎基本をとらえ、小学部から中学部への系統性を考慮し、指導内容を精選する。
	3．児童生徒の手作業経験が不足することは仕方ない。

【解説】
家庭、技術・家庭の指導における配慮事項として正しい記述は、2の「日常生活に直結する基礎基本をとらえ、小学部から中学部への系統性を考慮し、指導内容を精選する。」　です。

	1．洗い残しがないように万遍なく洗えるように指導する。
×	×2．調理実習は三角巾、エプロン、マスク等で身支度が必要であるが、毎回教師に着脱させてもらう。
	3．調理を安全に行うために、袖口を捲るか、腕カバーをするか等の確認を徹底する。

【解説】
手洗い、身支度の指導に関する誤った記述は、2の「調理実習は三角巾、エプロン、マスク等で身支度が必要であるが、毎回教師に着脱させてもらう。」です。

	1．パソコンの仕組みについて理解を深めるためには、パソコンの内部を確認しながら学習すると良い。
×	2．点字ディスプレイ、音声読み上げソフトウエア、画面拡大ソフトウエア等を使用しなくても、パソコンを活用できるように指導する。
	3．インターネット検索により情報を収集することで修学旅行の活動計画を作り、実際の旅行に役立てる等、児童生徒が自主的な活動を取り入れた指導も大切である。