特総研の認定講習!視覚障害教育領域⑤各教科の指導Ⅰ（国語・算数・数学）」予想問題

認定講習

2023.07.202023.07.31

第1問文章の内容について、合っている場合は○、間違っている場合は×を選びなさい。

視覚障害のある児童生徒は、視覚による情報収集が困難なため、限られた情報や経験の範囲内で概念を形成する場合がある。

〇	1．〇
	2．×

【解説】
視覚障害のある児童生徒は、言葉の本当の意味を知らずに使っていたり、誤った使い方をしていたりする場合があります。
言葉と概念が結びつくような指導を心がけることが大切になります。

点字は、表意文字である。

	1．〇
×	2．×

【解説】
点字は表音文字です。

点字使用者にも漢字を正確に書けるように指導することが大切である。

	1．〇
×	2．×

【解説】
点字使用者への漢字指導については、漢字を常用文字として正確に書くことは目的としていません。

〇	1．点字で学習する児童の計算の指導では、筆算形式とともに、計算の手段として必要に応じて珠算や暗算を指導する。
	2．図形の指導に当たっては、見取り図による表現を活用することによって、立体と平面図形の関係を理解させる。
	3．表やグラフの指導に当たっては、かくこと、作ることが困難なため、読むことに特化して理解を深めさせる。

【解説】
計算の指導では、筆算形式の手法や手順を理解させます。
計算の手段として必要に応じて珠算と暗算に習熟させます。

	1．視覚を活用しなくても手指の操作で精密な測定が可能であり、正確な測定をするための技術を磨くことを心がける。
〇	2．測定に関する指導においては、身の回りの物の大きさや重さに関する感覚を育てるとともに、各種の計器による測定の技能や態度が身に付くよう教材・教具を工夫し、理解を促す必要がある。
	3．ものさしは、「測る」操作と、「描く」操作の二つの課題で同時に指導しなくてはならない。