特総研の認定講習!視覚障害教育領域⑮キャリア教育と職業教育」予想問題

第1問次の選択肢の中から、「基礎的・汎用的能力」に含まれないものを一つ選びなさい。

【解説】
基礎的・汎用的能力には「人間関係形成・社会形成能力」、「自己理解・自己管理能力」、「課題対応能力」、「キャリアプランニング能力」があります。

	1．キャリア教育で育成すべき力である「基礎的・汎用的能力」は、高等部段階から身に付けていくことが望ましい。
	2．キャリア教育で育成する能力や態度を具体化するための段階表は、内容の統制を図るために少人数で作成することが望ましい。
〇	3．キャリア教育を教育課程に位置付ける上で、キャリア教育と各教科等の指導の関連を図ることは重要である。

【解説】
キャリア教育で育成する能力や態度を具体化するための段階表は、ブレインストーミング等を活用した協議を通じて作成していきます。

×	1．指導内容を分かりやすくするために、他の教育活動からは切り離してキャリア教育の指導計画を作成すると良い。
	2．キャリア教育において身に付けたい力を検討する上で、雇用主や卒業生からの意見は貴重な情報である。
	3．校内でキャリア教育に対する共通理解を図ることが大切である。

【解説】
各教科等の指導計画や学級経営案等においても、キャリア教育の視点を有機的に関連付けて計画を立てることが望ましいです。

	1．職業教育は、具体の職業に関する教育を通して行われるものであり、キャリア教育に含まれる。
×	2．本科保健理療科と専攻科保健理療科では、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験の受験資格が取得可能である。
	3．保健理療科や理療科の他にも、音楽科や情報処理科を設置している特別支援学校（視覚障害）もある。

【解説】
本科保健理療科と専攻科保健理療科では、あん摩マッサージ指圧師国家試験の受験資格が取得可能です。
はり師、きゅう師の国家試験受験資格は取得できません。

	1．新たな職域の拡大は重要ではなく、理療師としての資質や能力を高める指導が大切である。
〇	〇2．特別支援学校（視覚障害）では、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験への対応が課題となっている。
	3．重複障害のある生徒について、通所施設や作業所等は十分に確保された安定した進路先となっている。