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特総研の認定講習!視覚障害教育領域⑬自立活動Ⅲ(弱視児童生徒:文字指導と視覚補助具の活用)」予想問題

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第1問 弱視の児童生徒に対する書きの指導に関して正しい記述を次の選択肢の中から1つ選びなさい。

 
 
【解説】
弱視の児童生徒は画数の多い漢字の細部まで読み取ることが不得手ですから、漢字の偏やつくりに用いられる基本的な字形をしっかりと身に付けなければなりません。
そのために、画数の多い複雑な漢字は、部首に着目させて分解したり合成したりして、その成り立ちを理解させると良いと考えられます。

第2問 盲の児童生徒に対する普通文字の指導に関して誤った記述を次の選択肢の中から1つ選びなさい。

 
×
 
【解説】
レーズライターは、ボールペンで強く書くと表面が浮き上がって、書いた線を触って確かめることができる道具です。
盲の児童生徒が文字を書いて確かめることができるものです。
また、図形や絵等も描くことができ、盲の児童生徒にとっては非常に有効な道具と言えます。

第3問 弱視レンズ指導に関して、正しい記述を次の選択肢の中から1つ選びなさい。

 
 
【解説】
2について、単眼鏡を児童生徒に自由に持たせた場合、良く見えないことがあると、役に立たないと思われ、使いたがらなくなることがあります。
3について、0.5という視力が、通常の学級において学習を進めるにあたって必要とされる最低限の視力値と言われていますので、遠用弱視レンズの倍率は単眼鏡を用いて0.5の視標が見えることを目安にすると良いです。
また、より良い視力値を得るためには、より倍率の高い単眼鏡が必要となりますが、倍率の高い単眼鏡は大きくて重くなってしまうことから、なるべく軽量で使いやすいものを選定することも大切です。

第4問 弱視レンズ指導に関して、誤った記述を次の選択肢の中から1つ選びなさい。

 
×
 
【解説】
弱視レンズ訓練プログラムの一つ一つの指導項目には通過基準が定められており、それらをクリアすることによって順序よく弱視レンズの使用技術を身に付けることができるようになっています。
しかし、児童生徒の障害の状態や特性により、設定されている通過基準が実態に合わないこともあります。
例えば、ある指導項目を実施していて、なかなか通過基準に達せず、しかも標準偏差が非常に小さい場合には、それ以上指導を続けても技術の向上は望めないと判断しなければなりません。
標準偏差が小さいということは、その児童生徒のパフォーマンスにはむらがなく安定して能力が発揮されていると考えられるからです。
そのような場合には、たとえ通過基準に達していなくても、その児童生徒なりにその指導項目の技術は獲得されていると判断して次の指導項目へ移ることが望ましいでしょう。

第5問 拡大読書器に関して、誤った記述を次の選択肢から一つ選びなさい。

 
 
×
【解説】
拡大読書器のマスキング機能とは、読みたい行だけを表示させる機能であり、弱視の児童生徒ばかりではなく、発達障害のある児童生徒にとっても非常に役立つ機能と言えます。

次の学習をしよう!

特総研の認定講習!視覚障害教育領域⑭自立活動Ⅳ(情報機器等の活用)」予想問題
第1問 情報機器の活用に関する指導上の配慮事項として、誤った記述を次の選択肢の中から一つ選びなさい。   1.児童生徒の実態に応じて段階的に指導する。   2.パソコン操作の基本概念を理解する際に、基本的な用語も覚えられるように指導する。

 

 

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この記事を書いた人
老いぼれ教師

退職したら、大切なことが2つある。これは、先輩に言われたことです。「教育」と「教養」であると・・・

しかし、よくよく聞くと
今日行くところと今日の用事を作ることが大切とのこと!

そこで、次のことを念頭に置き、このブログを創って行きたいと思います。
教育(今日行く)と教養(今日用)のための覚え書き
教育公務員ならではの第2の人生の歩みをここに記したいと思います。

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